百聞は一見に如かず
宇都宮市は北関東最大の人口を抱えており、三次医療機関として救命救急センターを抱えております。救急車は平成28年度には5,656台受け入れており、症例の豊富さは言うまでもなく、数多くの重症疾患を経験することが出来ます。
私は、初期臨床研修を二次ではなく三次救急病院で行うことに大きな意味があると思っています。例え、重症患者を扱うことが少ない科に将来進むことを決めていたとしても、患者さんが急変することは必ずあるわけです。その時に慌てずに適切な対応ができるでしょうか?
当院の初期臨床プログラムの特長は、外科と救急部に各3カ月ずつ、しっかりと時間を確保している点にあります。外科での3カ月間は、救急から手術、周術期の管理をしっかり学ぶ事ができます。さらに、救急部での3カ月間は三次医療機関である当院の豊富な症例の診療に当たり、重症病態や急変時の対応を身に付けることが可能です。考えるより先に体が動くという理想的な結果が身に付きます。
さらに当院では、屋根瓦研修を基本としており、研修医は各診療科のチーム医療の一員として参加します。特に救急部では、1年目と2年目の研修医のペアに、上級医及び救急専門医のチームによる初療が徹底されており、これは夜間も同様です。必ず上級医のバックアップがある状況での診療が行われることで、診療の手技や考え方、臨床のチップを豊富に経験することができます。
ここには、安心して安全に取り組める研修システムが育まれています。百聞は一見に如かず。少しでも興味をお持ちの方は、ぜひ一度見学にいらして下さい。きっと当院での研修が気にいるはずと自信を持っています。宇都宮でお待ちしております。