チーム医療のご案内
irAE対策チーム
irAE対策チーム
近年、免疫チェックポイント阻害薬が癌治療における薬物療法の新たな選択肢として登場し、様々な癌種で使用されるようになってきました。免疫チェックポイント阻害薬によって治療成績は向上していますが、一方で多岐にわたる免疫関連有害事象(irAE)が報告されています。免疫関連有害事象の早期発見、および適切な管理を行うことは、治療成績の向上につながると期待されますが、一つの診療科で対応が困難な事例が発生することも報告されています。そのため、有害事象が発生した際に院内で統一した対応がとれるようにするとともに、免疫チェックポイント阻害薬を使用する診療科の間での知識の共有を図ることで、癌治療の成績向上に努めることを目的にしています。
チームメンバー
医師(呼吸器内科、化学療法科、糖尿病内分泌科、皮膚科、耳鼻咽喉科、消化器外科、集中治療科、泌尿器科)
看護師(がん化学療法看護認定看護師)
薬剤師(がん薬物療法認定薬剤師)
活動内容
- 定期的なカンファレンスを実施し、症例を共有しています。
- 有害事象対策のフローチャートの作成