健診センターのご案内
人間ドックオプション検査詳細
PET/CT検査
受診当日に行えないため、後日あらためてご来院いただいての検査になります。
PETとは「陽電子放射断層撮影」という意味で、Positron Emission Tomographyの略です。
がん細胞が大量のブドウ糖を取り込む性質を利用して、ブドウ糖に近い微量の放射線を出す成分(FDG)を体内に注射し細胞の活動状態をPET装置で画像化します。さらにCT検査を同時に行い、双方の画像を融合することで、ほぼ全身のがんの位置や拡がりを診断できる最新の検査法で、がんを見つけるのには大変有用な検査です。
しかし、いくらPET/CTといえども、数ミリ単位の小さな「がん」は発見できません。全ての「がん」に万能ではないことをご理解ください。
*重度の糖尿病の方は、検査が有効に行えないことがありますので、医師にご相談の上、お申し込みください。また、検査のキャンセルは、受診日の1営業日前より50,600円(税込)のキャンセル料が必要となります。
頭部MRI・MRA検査
強い磁石と電波を使って、脳の断面像と脳の動脈を撮影する検査です。脳梗塞や脳腫瘍、くも膜下出血の原因となる脳動脈瘤などの早期発見に有用です。
頭痛やめまい、手足のしびれ感などの症状でご心配の方にお勧めします。
埋め込み式ペースメーカーを使用している方、体内に磁性体金属がある方などは検査をお受けになれません。その他、美容も含めて入れ墨をされている方なども、やけどの危険があるため検査をお受けになれません。
胸部CT検査
肺・縦隔・心臓などの病変について、通常の胸部X線検査では判断しにくいものもわかります。
特に肺がんに関しては早期の小さなものも発見され易く、ご心配の方にお勧めします。また、タバコをお吸いになる方や受動喫煙が気になる方にもお勧めします。
当健診センターでは、高性能320列マルチスライスCT装置を用いて検査を行っており、ほんの数秒間息を止めるだけで、肺全域の撮影が終了します。
胃内視鏡検査
ファイバースコープを挿入して、食道・胃・十二指腸の病気を見つけます。医師が直接観察することにより、的確な診断が可能であるだけでなく、必要時には組織を採取して病理診断が実施できるなど、たいへん有意義な検査法です。
アミノインデックス®がんリスクスクリーニング検査(AICS検査)
+膵臓腫瘍マーカー〈CA19-9〉検査セット
AICS検査の対象項目に、「膵臓がん」が加わりました!
血液中のアミノ酸濃度を測定し、健康な人と、がんにかかっている人のアミノ酸濃度のバランスの違いを統計的に解析することで、がんのリスク(可能性)を評価する検査です。たった5mlの1回の採血で、複数のがんを同時に検査できます。男女とも1コースずつをご用意しています。
当センターでは、AICS検査に併せて膵臓がんの腫瘍マーカー〈CA19-9〉を同時に検査しますので、膵臓がんの検出精度が向上します!
男性AICS〔5種〕
・・・胃がん、肺がん、大腸がん、膵臓がん、前立腺がん+ 膵臓腫瘍マーカー〈CA19-9〉検査セット
女性AICS〔6種〕
・・・胃がん、肺がん、大腸がん、膵臓がん、乳がん、子宮がん・卵巣がん*+ 膵臓腫瘍マーカー
〈CA19-9〉検査セット
*子宮がん・卵巣がんの評価は、子宮頚がん、子宮体がん、卵巣がんが対象。それぞれ個別のがんについてのリスクは区別することができません。
*リスクとは、確率、可能性、危険性などと呼ばれているもので、がんであるか否かをはっきりと確定するものではありません。
サリバチェッカー®がんリスク検査
だ液は「身体の鏡」といわれ、血液や尿と同じように健康状態の指標となる多くの情報を含んでいます。だ液中の成分の大部分は血液由来のため、がん細胞から分泌される代謝物は血液を経由して、だ液中に出現します。サリバチェッカーは、最新の測定装置を用いてこれらの物質の濃度を分析し、さらに人工知能AIで解析することで、がんのリスクを調べます。
対象のがん
・・・肺がん、膵がん、胃がん、大腸がん、乳がん(女性のみ)、口腔がん
ロックス・インデックス
悪玉コレステロール(LDL)の中でも、特に動脈硬化の最大の原因となる超悪玉コレステロール(酸化変性LDL,LAB)と、超悪玉コレステロールと結びついて血管壁に炎症を起こし動脈硬化を進行させるタンパク質(LOX-1)を測定し、脳梗塞や心筋梗塞の発症リスクを調べる検査です。
慢性心不全リスク検査〈NT-proBNP〉
心不全は心機能が低下し全身への血液の供給が低下する病気ですが、心臓ストレスにより自覚症状のない「無症候性心不全」が増加傾向にあり、その数は約100万人ともいわれています。
NT-proBNPは心臓に負担がかかると血液中に分泌される物質で、心電図検査には現れない「心不全の危険度」を知る目安となります。
高血圧や高脂血症、糖尿病などの生活習慣病をお持ちの方をはじめ、喫煙される方、肥満傾向の方、動悸や息切れ、胸の痛み、夜中に息苦しくなるなどの症状のある方には、特にお勧めします。
喀痰細胞診検査
痰の中に含まれる肺がんなどの異常細胞を調べる検査です。 肺がんの家族歴をお持ちの方、タバコをお吸いになる方、受動喫煙が気になる方などにお勧めします。
骨密度測定検査
骨粗鬆症は脳卒中に次いで「寝たきり」の原因の第2位です。40歳以上の女性、糖尿病や腎臓病、タバコやアルコール、カフェインをたくさん摂る方にお勧めします。
心臓超音波検査
超音波で心臓の壁の動きや、弁膜の状態、血流状態等を観察し、種々の測定により心臓の機能や疾患がわかります。動悸・息切れ・胸痛などの症状がある方にお勧めします。
甲状腺及び頚部超音波検査
甲状腺や唾液腺・頚部リンパ節などを超音波で検査します。甲状腺の病気は女性に多く、甲状腺ホルモンの異常を伴うこともあります。「甲状腺機能検査(血液)」を合わせてお受けいただくことをお勧めします。
甲状腺検査セット
「甲状腺及び頚部超音波検査」と「甲状腺機能検査」をセットにしたお得なオプションです。
乳房超音波検査
超音波を用いて乳がんや乳腺症を調べる検査です。40歳未満の方、乳がん家族歴のある方にお勧めします。
マンモグラフィ
乳がんや乳腺症を調べる検査です。40歳以上の方、肥満傾向の方や乳房が大きい方、授乳経験のない方、乳がん家族歴のある方にお勧めします。自分ではわからない小さなしこりや微細石灰化病変の発見、しこりの大きさ、浸潤の状況を調べます。
ペースメーカー、シリコンを挿入されている方は、検査をお受けになれません。
乳房検査セット
「マンモグラフィ」と「乳房超音波検査」をセットにしたお得なオプションです。乳がん検診を初めて受けられる方にお勧めします。
子宮体がん検査
40歳以上の方、不正出血や子宮筋腫のある方、乳がん手術の既往、糖尿病や高血圧、肥満傾向の方などにお勧めします。
簡易コースを選択の方は、同時に婦人科検査をお申し込みください。
避妊具を挿入中の方は、検査をお受けになれません。
経膣超音波検査
小さな子宮筋腫や卵巣の病変などは内診だけでは診断が難しいため、これらの病気が心配な方や、子宮体がん検査が苦手な方には、この検査をお勧めします。
簡易コースを選択の方は、同時に婦人科検査をお申し込みください。
甲状腺機能検査(血液)
甲状腺機能の亢進や低下を調べる血液検査(甲状腺ホルモン検査)です。主に、青年期から壮年期に多い機能亢進症や、中年期以降の女性の機能低下症のチェックに有用です。
動脈硬化測定検査
四肢の血圧を同時に計測し、血管年齢(動脈の硬さ)や狭窄状況を調べます。肥満・高血圧・高脂血症・糖尿病・タバコをお吸いになる方やストレスの多い方にお勧めします。
男性腫瘍マーカー〈PSA〉
血液検査で前立腺腫瘍の可能性の有無を調べます。 中高年の男性にお勧めします。
一泊ドックの基本コースに含まれています。
女性腫瘍マーカー〈CA125〉
血液検査で卵巣腫瘍の可能性の有無を調べます。卵巣悪性腫瘍の家族歴や、下腹部に違和感がある方にお勧めします。
ピロリ菌抗原検査(便)
胃潰瘍や胃がんなどの発生に強く関係するピロリ菌の有無について調べます。信頼度の高い検査ですので胃や十二指腸の病気の経験がある方、胃の痛みや不快感がある方にお勧めします。
婦人科検査
婦人科専門医による内診と子宮頚部細胞診を行います。 ここ数年、若年層の子宮頚がんが増加していますので早期発見・早期治療のためにも受診をお勧めします。
一泊ドック・日帰りドックの基本コースに含まれています。
簡易コースを選択の方は、ご予約が必要です。
ヒトパピローマウィルス(HPV)DNA検査
子宮頸がんの原因となる高リスク型ヒトパピローマウィルス(HPV)の感染について調べます。(婦人科検査時に、細胞診で採取した同じ細胞を利用します。)子宮頸がんは、子宮頸部粘膜にハイリスク型HPVが長期的に持続感染することにより発症することがわかってきました。従来からの検査法(細胞診)とHPV検査を併用することで、前がん病変をより確実に発見することが可能になります。30歳以上の方は、細胞診に加えてHPV検査をお受けになることをお勧めします。
簡易コースを選択の方は、同時に婦人科検査をお申込みください。
ABC検診(胃がんリスク検診)
ABC検診では、ピロリ菌感染の有無を調べる検査(便中のヘリコバクター・ピロリ抗原を測定)と萎縮性胃炎の有無を調べる検査(血液中のペプシノーゲンを測定)を組み合わせて、胃がんになり易いか否かのリスク(危険度)をA群B群C群に分類して、胃がんの早期発見につなげることができる効率の高い検診です。
この検査は無症状の方が対象です。胃潰瘍等で治療中の方、胃切除後の方、腎不全〈クレアチニン値:3mg/dl以上〉の方、ピロリ菌除菌後の方は検査の対象となりません。
HCV抗体検査(血液)
C型肝炎ウイルスの感染の有無について血液検査を行います。20年ほど前までは注射針の共用や輸血用血液で大勢の人が感染した経緯があるので、厚生労働省の肝炎統合対策に基づき、未実施の方は症状の有無に関わらず、検査を受けることをお勧めします。
一泊ドック・日帰りドックの基本コースに含まれています。
梅毒検査(血液)
「梅毒の感染者が急激に増えている」ことをご存知ですか?最近いろいろな報道で警鐘が鳴らされています。
一泊ドック・日帰りドックの基本コースに含まれています。
アレルギー検査(血液)
少量の血液でアレルギーを引き起こす原因物質となる36項目(構成アレルゲン48種類)の特異的IgE抗体を同時に測定します。これまで気づかなかったアレルゲンの感作(生体が抗原に対して感じやすい)状況を把握できます。