手・肘
手・肘は繊細かつ複雑な構造をもつ部位であり、その治療には専門の知識、技術を必要とします。神経や腱を含む複雑な外傷、外傷後の後遺症、特殊な関節障害、特殊な神経障害、リウマチによる変形、指・手首・肘などの運動障害などがそれにあたります。また、手は自分を表現する道具であり、患者さんの1人1人でその使い方が変わります。事務労働者、重労働者、主婦、小児、スポーツ選手、音楽家など患者さんの生活状態により手に求められる機能は変わるため、その治療法も変える必要があります。当科では、日本手外科学会認定手外科専門医2名を中心とし、各患者さんに応じた適切な治療を提供できるよう心掛けております。
また、手外科専門医以外では対応が難しい
・外傷後の拘縮・変形などの後遺症
・リウマチの手・肘の障害
・スポーツ選手の障害、外傷
・音楽家の手の障害
等も積極的に受け入れ対応しています。
手・肘のことでお困りのことがございましたら当院整形外科にご相談下さい。
主な対象疾患
外傷:骨折、靭帯損傷、腱損傷、神経損傷など
末梢神経障害:手のしびれ、痛み、麻痺などの症状
変性疾患:関節の変形などによる痛み、動きの制限
炎症性疾患
拘縮:手指、肘が動かない。
腫瘍:腫れ、しこり
先天異常:出生時より、指が多い・少ない・癒合しているなど